グロすぎると話題！”この悲しみと悪意は感染する”…【哭悲／THE SADNESS】考察と感想

”この悲しみと悪意は感染する”…台湾で制作された映画【哭悲／THE SADNESS】

この記事では哭悲／THE SADNESSの感想などを紹介していきます。

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哭悲／THE SADNESSの紹介
あらすじ
キャスト紹介
紹介動画
考察
哭悲／THE SADNESSの関連ツイートまとめ
感想まとめ
哭悲／THE SADNESSの感想ツイートまとめ
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哭悲／THE SADNESSの紹介

あらすじ

大のホラー好きでもあるロブ・ジャバズ監督の長編デビュー作です。

目をそむけたくなるような暴力とゴア描写、スリリングなストーリーが各国の映画祭で話題を呼びました。

謎の感染症に長い間対処し続けてきた台湾。

専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたそのウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。

ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。

感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問で溢れかえってしまう。

そんな暴力に支配された世界で離ればなれとなり、生きて再会を果たそうとする男女の姿があった。

感染者の殺意から辛うじて逃れ、数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティン。

彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、独りで狂気の街を彷徨い始める。

キャスト紹介

カイティン***レジーナ・レイ
ジュンジョー***ベラント・チュウ
“ビジネスマン”***ワン・ツーチャン
ウォン･ジャンリアン博士***ラン・ウェイホァ
リンさん***ラルフ・チウ
シェン･リーシン***アップル・チェン

紹介動画

はい、もう怖い

考察

冒頭のリアリティ

始まりの穏やかな朝。
テレビから流れるニュース番組。
ウィルスの危険性を話す科学者に対して、大げさだと相手にしないニュースキャスター。
冒頭10分ほどのなのに、リアリティが生まれているように感じました。
どんなウィルスでも、危険性の会話だけでは誰もがピンとこず、自分には関係のない話だと聞き流してしまう。
その後の恐怖など微塵も想像しない。
それがこの後におこるグロさ満載の日常との対比になるあたりが、とても印象に残ります。

増幅する恐怖

スマホで情報が見やすくなったとはいえ、言葉だけではまだ実感が伴わない。
でも、何気ない日常から急に目の前に現れた残酷な暴力。
自分の家ですら、安全な場所とは言えなくなった現実で心配するのは恋人の事。
外の残忍な世界に飛び出し、恋人を案じ家を飛び出したジュンジョー。
ここで登場してくるのが話題になっているグロさ。
人が人を襲うにあたって、こうまでも想像豊かな残虐性が描かれるのは、大のホラー好きでもあるロブ・ジャバズ監督ならではないでしょうか。

要人でもおかまいなし

大体この手の映画ではテレビで伝える要人たちは守られていることが多い。
周りには経験豊富な軍人が固め、感染には注意を払い、テレビで放映することによって、いつかは救いの手が届くはずと希望の光になるはずが・・・。
まさかのテレビの向こうで起きた要人の感染。
これは希望の光が消えたという意味で人々の心をどん底に突き落としてしまったという恐怖なのでは？と思いました。
こうなってしまっては止まることを知らない暴動。
これでもかというほどの暴力が始まります。

いままでになかった設定

ほとんどのウィルス系やゾンビ系の映画において、意思を持つ、しゃべるということはあまりなかったように思います。
本作に登場するウィルスは理性を保ったまま、欲望を抑えられないというもの。
映画終盤に登場する科学者は脳の仕組みについて説明をしてくれます。
その説明を聞く限り、今後まったく起こりえないとは言えない話ではない・・・・。
人間の欲望。
普段は理性で抑えられている、暴力性が我慢できなくなり暴走する。
そしてそこには性欲も食欲も含まれる。
このあたりはいままでの映画にはなかった斬新な設定になっています。

哭悲／THE SADNESSの関連ツイートまとめ

こちらは映画『哭悲／THE SADNESS』公式さんのツイートです。

#子役無しでは成り立たない映画 pic.twitter.com/mOFjyZ8Gp1

— 映画『哭悲／THE SADNESS』公式 (@thesadnessjp) August 13, 2024

こちらは宮岡太郎@映画レビューさんのツイートです。

「哭悲／THE SADNESS」(2022年)
突如、人を残酷に殺したくなるウイルスが蔓延。凶悪なゾンビと化した群衆と、生き残った人間との絶望的すぎる戦いが始まる…終始、尋常ではなくエネルギッシュな残虐描写とアクションに圧倒される100分。倫理的には限りなくアウトだが凄い作品なのは確か pic.twitter.com/6T8XeQ6pKB

— 宮岡太郎@映画レビュー (@kyofu_movie) July 27, 2024

こちらはホラー映画取締役さんのツイートです。

大注目の台湾発バイオレンスホラー『哭悲／The Sadness』の日本公開が決定し特報映像が解禁に!!人類が凶暴になるウイルスが蔓延した世界で極限のサバイバルを描く。間違いなく2022年を代表する劇薬ムービー。R-18指定。7月公開pic.twitter.com/nWFNm5V5Qr

— ホラー映画取締役 (@torishimaru) April 15, 2022

感想まとめ

理性という制御が利かなくなると人間はこうも暴力的になるのか。と改めて見せつけられる作品でした。
軍人の高官が手りゅう弾をもって笑っているシーンは「やってみたかった」の最たるものな気がします。
主人公のカイティンが電車で絡まれるところで、この男性はすでにウィルスに侵されてる？と思えるほどのこわさがありましたが、この時は正常だったという驚き(笑)
でもやはりこの男性はカイティンに異常に執着し、凌辱をもくろむ。
これってものすごく怖いですよね。
理性があるからこそ、特定の人に執着して自分の願望を是が非でもかなえてやりたい。
そのためにどこまでも追いかけてくるなんて。
そしていつもこのゾンビ系の映画で疑問に思っていた、感染者同士は襲い合わないのはなんでだろう？と思っていたのですが、こちらもあっさりと解決。
基本は感染していない人を襲うのですが、時々感染者同士で性行為に及んでいたりするので、その辺もリアルなのかなぁと思いました。
ホラー映画のラストはなかなかすっきりとは終わるものはありませんが、この映画も終盤はありがちだったかな。
ただ映画の題名にもなっている「悲」の意味が分かる部分は納得でした。
あらすじだけで想像するものとは違う世界観なので、観て損はない映画だと思います。
ホラー映画好きは特に一見の価値ありです。

哭悲／THE SADNESSの感想ツイートまとめ

哭悲／THE SADNESSの感想ツイートをまとめました。

こちらは色んな感染映画見たけど1番酷いウィルスやで…と言われているツイートです。

【哭悲/THE SADNESS】
あらすじ
台湾ではインフルエンザよく似た症状のアルヴィンウィルスが流行していた。
突然変異を起こしたウィルスは人を凶暴化させ次々と人を襲うようになり…

感想
もうドッロドロのグッチャグッチャのカンジャンケジャン🦀よ？
色んな感染映画見たけど1番酷いウィルスやで…🦠 pic.twitter.com/tbPGA0L5lj

— ダブチのLセットとビッグマックのLセットとマックナゲット下さい　パイキー₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾ﾊﾟｲ (@snatchPai) August 6, 2024

こちらはレジーナ・レイちゃんも可愛いので興味あればぜひと言われているツイートです。

ずっと気になっててやっと見れた台湾ホラー「哭悲」
欲が抑えられなくなるウイルスに感染し暴徒化した人々から逃げ惑うパンデミックホラー
R18+に指定されるぐらいエグいので注意
クオリティもめちゃくちゃ高いしヒロインのレジーナ・レイちゃんも可愛いので興味あればぜひ pic.twitter.com/aekKuYMmOm

— ジョニキ (@Johnny_L55) August 14, 2024

こちらは最近見た映画ではダントツやったわ。と言われているツイートです。