アメリカで実際に目撃されたMOTHMANを題材にした映画【プレフェシー】
謎の怪現象に連続して見舞われた男がそれらに意味があることを突き止めてゆくミステリー作品です。
アメリカで実際に目撃されたモスマンを題材にしているのですが、制作に関わった関係者の謎の△が相次いで発生したことでも知られているいわくつき。
また、モスマンに関わった事例などでも次々事故などが相次いでいるため、「モスマンの呪い」とも言われています。
原作はジョン・A・キールによる、モスマン事件についての調査報告と実体験をまとめた『モスマンの黙示』です。
MOTHMANとは?
1966年ごろアメリカ合衆国ウェストバージニア州ポイント・プレザント一帯を脅かした謎の未確認動物(UMA)です。
地元の住人はこのUMAをその見た目から「バード(鳥)」と呼んでいましたが、一般にはアイヴァン・サンダーソンが「モスマン(蛾人間)」と名付け、マスコミを通じて広めたため、こちらの名前の方が有名です。
体長は約2mで腕はなく、かわりに背中に大きな翼を持つとされています。
しかし、その翼をはばたかせる事なく、自動車よりも速く飛行することができ、逃げ切ることは不可能です。
目撃者の多くは、モスマンを一瞬しか見ておらず、顔はあまり覚えてはいないと証言。
しかし目がギラギラと赤く輝き、目と目の間隔が大きく開いているという部分は目撃者の多くの証言と一致しています。
MOTHMANの正体は?
MOTHMANの正体については諸説あります。
- 鳥類説
- エイリアン・ペット説
- 先住民族の呪い説
ワシなどの大型猛禽類を誤認した可能性も指摘されています。
鳴き声とされる「キィキィ」という音はイヌワシのものに近いとも考えられているからです。
翼を翻すようにして飛ぶ姿や、急降下したという目撃例もあり、このような行動はイヌワシなどが獲物に襲いかかるときのものと類似しています。
モスマンの体調は2mというものは、目撃時間帯の多くが夜間で暗かったことや、目撃者が恐怖心から実際より大きく錯覚してしまったのかもしれません。
ただ、ほとんどの目撃者がモスマンの目が異様に大きくて間隔が開いていたと証言しており、鳥類では説明のつかない部分もあるのも事実です。
また、ポイント・プレザント一帯では、事件前からUFOが多くの住民によって目撃されており、モスマンの目撃が減少するにつれて、UFOの目撃数も減少した。そのことから、UFOの乗員は宇宙人で、その宇宙人のペット(エイリアン・ペット)もしくは地球での実験のための動物がモスマンであるのではないか、という説もある。実際、UFOに向かってモスマンが飛行していった、という目撃例もある。
一部の住人にはモスマンをポイント・プレザント周辺で昔から起こっていた怪現象と結びつけ、かつてこの地で虐〇されたインディアン、ショウニー族の呪いであると主張する者もいる。
MOTHMANの目撃証言
1966年11月12日、ウェストバージニア州レンデニンの墓地で目撃されたことが始まりでした。
同年11月14日、同じ州ポイント・プレザントの火薬工場であった地域付近でドライブをしていた女性たちがモスマンに追いかけられる事件が発生。
女性たちは車の速度を目いっぱいに上げて逃げようとしましたが、モスマンは容易に追跡してきたということでした。
ポイント・プレザント北東にあるセーラムでも同じような目撃証言もありました。
外にいる飼い犬が激しく吠え、不審に思った飼い主が外の様子を見に行くと暗闇の中に赤く光る二つの目が浮かび上がったそう。
翌朝になると飼い犬の姿はどこにも無かったが、新聞に掲載された火薬工場での目撃証言には「逃げる途中で犬の△体が転がっていた」との一文が。
なお、この火薬工場近辺では数度にわたり奇妙な光体が目撃されていたという証言もあります。
「プロフェシー」あらすじ
謎の言葉を残して妻が事故△してから2年。
やり手の新聞記者は謎の怪現象に見舞われ、見知らぬ町に迷い込む。
次第に、恐るべき事実が明らかになっていく。
登場人物
- ジョン・クライン(リチャード・ギア)
- コニー・ミルズ( ローラ・リニー)
- ゴードン・スモールウッド(ウィル・パットン)
- メアリー・クライン(デブラ・メッシング)
- デニース・スモールウッド(ルシンダ・ジェニー)
- アレクサンダー・リーク(アラン・ベイツ)
- エド・フライシュマン(デヴィッド・エイゲンバーグ)
ワシントン・ポスト紙の記者でテレビにも出ている有名人。
行き過ぎるほど妻を大切にしている。
法律に詳しい女性警官。
ポイントプレザントの住民。
善良な市民だが、ジョンと似た容姿のストーカーに悩まされている。
ジョンの妻。
交通事故にあい入院し、珍しい病気が見つかる。
ゴードンの妻。
博士。古代歴史を研究している。
ジョンの同僚。
妻をなくしたジョンを心配している。
「プレフェシー」ネタバレ
クリスマス。
ジョン夫妻は家を買うことに決め、上機嫌でした。
2人の乗る車のフロントガラスに何かがめがけて飛んできました。
慌てたジョンはハンドルを切り、車をスピンさせ事故を起こしてしまいます。
メアリーはガラスに頭をぶつけ意識を失い重体に。
目を覚ましたメアリーはジョンに「あれを見た?」と聞きましたが、ジョンには何のことかわかりません。
ジョンは医師に呼ばれ、メアリーが難病であることが伝えられ、数日後メアリーは息を引き取りました。
病室を片付けていると看護婦に呼び止められ、「メアリーは天使の絵をたくさん描いていた。」と教えられます。
遺品の中にメモを見つけ中を見ると、不気味な羽をもつ生き物の絵がたくさん描いていありました。
2年後。
ワシントンポスト紙の記者であるジョンは、知事のインタビューのためリッチモンドにあるマッカランの事務所に行かなければなりませんでした。
眠れない日々が続いていたジョンは夜中の2時に家を出て車に乗り込みます。
途中、急に車が動かなくなり、ジョンは仕方なく道沿いを歩いていき、一軒の家を見つけました。
ドアをノックすると、いきなり出てきた住人に「こいつだ」と銃を突き付けられます。
背後から女性警官のコニーが出てきました。
ジョンがコニーに事情を尋ねると、この家では毎日2:30になるとドアをノックされ警戒していたとのことでした。
しかしジョンには心当たりはありません。
身分証を提示し、ここに来たのも初めてただと話し、誤解を解きました。
ホテルに送ってもらったジョンはここがウエストバージニアだったことに驚きます。
全くの逆方向に来ていたのです。
翌朝、車を見てもらうと悪いところはありませんでした。
ジョンはコニーが「ここ最近、変なことがよく起こる。」と言っていたのが気になります。
そしてゴードンの家をコニーと見張ることにしました。
2時30分になっても何事も起こることはなく、ジョンはコニーに最近起こる変なこととは何なのか尋ねます。
コニーは住人がおかしなものを見ることを話しました。
△霊を見せてくれるように頼むと、妻のメアリーが書いていた絵ととても似ていたのです。
ジョンは再びゴードンの家を訪ねました。
ゴードンは洗面所に行き、鏡を見ると自分ではない何かが映っていて「99人は△ぬだろう、だが恐れることはない」と繰り返し話す声を聴いたと言います。
翌朝、ゴードン夫妻と食事をとっていたジョン。
テレビではニュースが流れていて、飛行機の墜落事故を報道していました。
ニュースキャスターは飛行機の乗員乗客は99人で全員△亡したと。
ジョンとゴードンは声を失います。
コニーにゴードンから聞いたことと飛行機事故のことを話すと、コニーは「夢なら私も見た。」と言いました。
夢の中でコニーは水の中へ沈んでいきます。
もう私は△ぬんだと思った時。「目を覚ませ37番」と声がしたと。
ジョンの電話が鳴り、電話からはゴードンの声が聞こえましたが、相手は「イングリッド・コールド」だと名乗りました。
コールドはジョンのすべてを言い当て、自分は本物だとジョンに刻みました。
爆音とともに電話が切られ、すぐにゴードンに確認すると、ゴードンは「電話などかけていない」と言ったのです。
翌朝ジョンは音声解析機関に電話の録音を聞いてもらいます。
解析員は「これは人間の声ではない。電気のインパルスとおなじだ。」と言いました。
ジョンは本の著者であるアレクサンダー・リークに会いにシカゴへ向かいます。
リークに一連のことを話すと、コールドと名乗ったなにかはロシアではモスマン「蛾男」だと呼ばれていると教えてくれました。
チェルノブイリでの爆発の前には10人~20人のモスマンの目撃証言があったことも。
リークは「今同じことが起きているのならそこで恐ろしいことが起こる。戻るな」とジョンに忠告。
そして、何に導かれたとしても行きつく先は「△」だといいました。
しかし、妻のつぶやいた言葉の謎も気になり町に戻らずにはいられなかったジョン。
コニーに合うと「リークとは会えなかった」と噓をつきました。
朝早く、電話が鳴ります。
ゴードンのようでしたが、何を言っているのか聞き取れません。
かろうじて聞こえた言葉は「何も恐れることはないいずれ会おう。」でした。
急いでゴードンの家に向かいましたが、家は荒れ果てていました。
そして木の陰に倒れているゴードンを見つけたのです。
コニーに連絡を入れ、△因は凍△で△後8時間は経っているということでした。
しかしさっきの電話は1時間ほど前。
ジョンはコニーにそのことを伝えるとコニーは頭を抱え、「もうたくさん」とゴードンの妻のもとに駆け寄りました。
ジョンは再びリークの元へと向かいます。
リークはやっと重い口を開きました。
「予言が聞こえ、みんなに忠告したが精神病扱いされ、周りから人が去っていった。」と。
知ることは許されないことだと悟ったリークは「もう忘れることにした。」と話しました。
ホテルに戻ったジョンはすべての資料を捨てていきます。
すると会社から電話が入り、急ぎの取材で化学工場に行くように言われます。
そこはゴードンが務めていた工場でした。
嫌な予感がしたジョンは再び留守電を確認すると「オハイオ川で大惨事がおこる」というメッセージが。
ジョンは自分がなぜ、あの町にたどり着いたのか理解します。
町に戻り、コニーに化学工場で第三次が起こるから一緒に逃げようと提案しますが、コニーは信じません。
あきらめたジョンがバーでお酒を飲んでいるとバーテンダーからメッセージが。
そこには「金曜の正午メアリーから電話がある。」と書いてありました。
急いで自宅に戻り、金曜の正午に備えます。
そしてその時、電話が鳴りましたが、電話の向こうにいたのはコニーでした。
「メアリーのことは忘れて、こっちで一緒に思い出を大切にしよう。」というコニーの言葉に後押しされ、ジョンは町に向かいます。
しかし町へと向かう橋は大渋滞でした。
その時、ジョンは思い出します。
「オハイオ川で大惨事が起こる」言葉を。
ジョンは走り出し、橋の上の人たちに逃げるように警告します。
そしてしばらくすると橋が崩れだしたのです。
橋の上はパニック状態です。
そしてコニーの姿もありました。
橋が崩れ、コニーは川へ投げ出されてしまいます。
あの時コニーが夢で見たように川に沈んでいきます。
ジョンはコニーを助けようと川に飛び込み、コニーを助け出しました。
犠牲者の数は36人。
目を覚ませ37番・・・コニーがつぶやきます。
感想ツイート
ぐらぐら揺らぐ迷宮感が最高なのだ〜!と言われています。
「プロフェシー」は映画のノベライズぽいが、旧題「モスマンの黙示」、円盤ルポの名著なのだ
謎の電話、事故、怪文書、不審人物、人違い、MIB…目的不明、因果関係が壊れて掴み所がないハイストレンジネスな事象の数々と、無貌の視線に覗き込まれる感覚
現実がぐらぐら揺らぐ迷宮感が最高なのだ〜! pic.twitter.com/eE9ivFmdty
— 奇書が読みたいアライさん (@SF70687131) July 16, 2019
大迫力シーンなので大好きなんですよ。と言われています。
映画『プロフェシー』のクライマックスで橋が崩壊するくだりは、大スケールのミニチュアを使った特撮で、見応えが十分な大迫力シーンなので大好きなんですよ。 pic.twitter.com/ffcPG1HG27
— いりす (@ilice_nekota) August 13, 2020
映画も面白いですよ。と言われています。
お早うございます。
本日は俳優リチャード・ギア氏72歳のお誕生日です🥳⭐️ 有名な作品はプリティ・ウーマンシリーズですが、モスマンを題材にしたプロフェシーという映画も面白いですよ⭐️
同名異作に珍作と名高いジョン・フランケンハイマー監督の映画もあります🎬🎥 pic.twitter.com/t8riu3dOSx— じぇいそん13_影BANされても気にしないでNE (@JASON13_OEKAKI) August 30, 2021
感想
リチャード・ギア主演映画に間違いはないだろうと思って予備知識もなく見た映画でしたが、テンポよく進んでいくのであっという間に見終わりました。
まさかの実在のUMAの存在だったとは思っていなかったです。
しかも撮影スタッフが8人も謎の△を遂げてしまったなんて怖すぎるなぁと驚きました。
都市伝説や未知の生物とかの次元ではないですよね。
ゴードンの前振りの後にコニーの伏線回収は見事だったと思いました。
ちょっとゾッとします。
大災害を教えてくれるモスマンはいい予言者なのか。
それとも予言のように見せかけて大災害を起こしているのか・・・・。
そのあたりはわからないままなのが怖い。
でも謎の△もあるし・・・・。どっちなんでしょう?
宇宙人ペット説は面白いですけどね。
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