映画『エリザベス～狂気のオカルティズム』衝撃の実話！
実話映画は多くありますが、本人が登場するものは数は多くありませんが、この映画では本人が証言しています。
本人が証言することでとてもリアリティが増してきます。
当時を振り返り、証言する強さがある女性だからこそ無事に生還できたのかもしれません。
エリザベスのような賢い女性に育てた両親の愛の大きさもあるような気がします。
とにかく、この映画が再現映画であることが衝撃です。
目を覆いたくなるような事実が語られますが、現実に起きたこと。
そして、いまもなお同じような目に合っている子供が多くいると思うと苦しいです。
大人の身勝手な欲望に巻き込まれてしまう子供たち。
多くの子供たちが救われることを願うばかりです。
あらすじ
2002年にアメリカのユタ州で当時14歳だったエリザベスが自宅の寝室で誘拐された。
待ち受けていたのは、山中での過酷な生活と虐待。
偽りの宗教にのめりこむ夫婦との地獄のような生活から、彼女はいかにして生還したのか?
エリザベス本人の証言も交えながら、全米を震撼させた衝撃的な事件の真相が今、語られる!
予告動画
キャスト紹介
- エリザベス（アラナ・ボーデン）
- ブライアン・ミッチェル（スキート・ウールリッチ）
- ワンダ・バージー（ディアドレ・ラヴジョイ）
14歳。
妹と就寝中に誘拐され、山中のテントで教祖とその妻とともに暮らすことに。
インマヌエルという預言者を名乗る教祖。
エリザベスを誘拐し、レイプして第2夫人となることを強要する。
ヘプシバと呼ばれるミッチェルの第1夫人。
ミッチェルを主と崇拝。
映画を観るときは飲み物を準備！
映画考察※ネタバレ注意
町でエリザベスを見かけたブライアン・ミッチェルは後をつけ、エリザベスの家を特定します。
「妹をコロす」と脅され、夜中に家から連れ去られてしまったエリザベスには過酷な生活が始まります。
山奥で生活がなぜ見つからなかったのか？
翌朝、娘がいないことに気がついた両親はすぐに警察に通報して捜索が開始されました。
しかし、多くの捜索隊が出動したにもかかわらず、エリザベスが見つかることはありませんでした。
ブライアンは時々、町に出ていたので、歩いていける距離が拠点のはずが見つかることはなかったのです。
この時すぐに見つかっていればエリザベスの8か月に及ぶ軟禁生活がおこることはなかったのに。
ヘリまで出動した捜索でも見つからなかったのですが、もうこれに関しては運命のいたずらとしか言いようがありません。
映画だから地上から見るとわかりやすくキャンプ地が見えるのですが、実際はそうでなかったのかもしれないし。
探している時、いくら探しても見つからないということはよくあることのように思います。
生き延びることができたのは？
子供の誘拐の場合はほとんどが数時間後に〇害されてしまうことがほとんどだと言われています。
しかし、エリザベスは騒がず、じっと逃げ出せるチャンスを探ります。
第2夫人としての儀式が行われ、性的虐待を受けることになりますが、それも乗り越えていく心の強さはすごいですよね。
第1夫人のワンダ・バージーはエリザベスの嫉妬の感情を持ちます。
エリザベスに冷たく当たるもののブライアンへの忠誠心から、共同生活を受け入れていきます。
ワンダがブライアンを預言者インマヌエルと信じていたということでしょうか？
行き場のない女性が心の拠り所として慕っていただけのように感じます。
しかし、その心がエリザベスをシへと向かわすことがなかったのが幸いでした。
見つかることはなかった・・・
じつは誰かが近づいてきそうになったり、食料が尽きてくると移動をしていたブライアンたち。
ヒッチハイクをして誘拐現場から遠く離れた場所まで行くことも。
返送をして時々、町にくりだすこともありましたが、フードをかぶり、マスク姿で宗教家のようないでたちの3人に声をかけてくる人はいませんでした。
食料や資金を調達すると出ていったっきり、何か月もブライアンが帰らない時もありましたが、エリザベスたちは空腹を我慢し、ブライアンの帰りを待つのみ。
ワンダひとりくらいなら、逃げ出せそうな気もするのですが、何日もまともな食事を取ることができず、精神的にも無理だったのでしょう。
9か月目に保護
「怪しげな3人がいる」と警察に通報が入ります。
そしてやっとエリザベスが警察に保護されました。
辛く悲惨な体験をしたエリザベスでしたが、現在は結婚し、幸せに暮らしているとのこと。
周りの人の愛やエリザベス自身の強さが元の生活を取り戻せたのだと思います。
家族を盾に心優しい女の子を誘拐し、卑劣な行為を繰り返した犯人には憤りしか覚えません。
この映画が実話で、エリザベスの証言をもとに再現されていると思うと心が痛みます。
生きて帰ろうとして、犯人を怒らせまいとしたエリザベスの賢さが素晴らしいです。
感想ツイート
「エリザベスの勇気ある行動は称賛に値する。」と言われています。
🎥『エリザベス-狂気のオカルティズム』
当時14歳だったエリザベスは寝室で誘拐され、山中で怪しげな宗教を信じる夫婦に監禁・虐待される。そんな彼女がどのようにして家族の元へ帰れたのか…、誘拐される子供たちの生存率を上げるために出演したエリザベスの勇気ある行動は称賛に値する。 pic.twitter.com/zAcHKGNzi0— メイは🎥映画に夢中です💘 (@uCDfqZckJDEpDTG) January 29, 2021
「実話です。きついです。」と言われています。
エリザベス -狂気のオカルティズム
2002年アメリカ ユタ州。当時14歳だったエリザベスが、自宅寝室で誘拐された。思い込みの宗教を信じる犯人たちと、山中での地獄のような毎日の記録を、エリザベス本人のインタビューを挟みながら話は進む。
実話です。きついです。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/eTKP8XUjJa— アオノ月 (@blue_kiwi_moon) July 18, 2021
「構成は再現ドラマと本人が語る映像のミックス」と言われています。
エリザベス 狂気のオカルティズム
実際にあった事件らしい
突然誘拐された少女は神を名乗る男、その妻に虐待、レイプされる
人数が3人とかなり少ないのはカルトとしての一貫性がない、カリスマ性がないせいだろう
構成は再現ドラマと本人が語る映像のミックス
本人は現在幸せな家庭を築けてるとか☺️ pic.twitter.com/12arVAsvIX— 映画大好き子 (@123movie123) November 20, 2021
エリザベス・スマート誘拐事件
2002年6月5日未明、ソルトレイクシティの富裕層住宅地に住むスマート家から14歳の長女エリザベスが、9歳の妹と就寝中に誘拐されます。
犯人はエリザベスナイフで脅して連れ去りましたが、家に残された妹は無事で、3時間後に親に話して時間が明るみに。
両親はその夜、エリザベスの学校で開かれたある式典に出席するため出掛けた際、家の戸締りはしていたものの、家に残した娘たちが起きて警報機が誤作動を起こさないようにと、電源を切っていたことで犯人が侵入してしまいます。
翌朝、父親がテレビで犯人に呼びかけました。
寝室から、家族にも近隣にも気づかれずこっそり連れ去られるという事件は、全米で大きく取り上げられましたた。
犯人はエリザベスを森の中の家に連れ込み、妻に命じて着替えさせ、結婚を宣言するセレモニーを行います。
その後はエリザベスが恐れていたことに・・・。
その後も虐待は続き、エリザベスをおとなしくさせるために酒を強要して飲ませていました。
日に2000人のボランティアが警察とともに周囲を捜索したが見つからず、捜査が行き詰ります。
ある日、エリザベスの妹が、スマート家が捜索の手伝いや雑用に雇った人間の中に声が犯人そっくりの男がいると証言します。
しかし、警察はこれを重要な証言として聞いてはくれませんでした。
両親は自ら似顔絵画家を雇い、記憶を頼りにその男の似顔絵を描かせ、テレビで放映。
それを見た犯人の親族からの通報で男の本名がわかることに。
そして重要参考人として指名手配されました。
同じ番組で似顔絵を見た人から、事件発生から9か月が経過した2003年3月12日、ユタ州サンディに不審な3人組がいると通報が入ります。
事情聴取すると、指名手配されていた犯人の男とその妻、そして変装させられていたエリザベスだったのです。
犯人夫婦は逮捕され、誘拐、窃盗、婦女暴行などの容疑で起訴。
夫は精神障害により責任能力なし、妻は2009年に懲役15年の刑が下された。その後2010年12月に陪審員は夫に有罪判決を下した。
犯人は熱心なモルモン教徒の家庭で育った49歳の男。
過去には8歳の少女に対する性犯罪で逮捕歴もありました。
また、エリザベス誘拐後も近隣の少女たちを追いかけまわしていたことが判明します。
事件の数か月前、男は自らを神から使わされた天使であると言い出し、インマヌエルの名で神からの黙示録と称する文章を書き、あと7人の妻と結婚すると書いていました。
このことで男は地元の教会から除名され、そして同月に誘拐事件を起こします。
2011年に終身刑が言い渡され、現在アリゾナ州ツーソンの刑務所に現在も収監中。
映画を観る時間の確保に！
感想まとめ
この話が実話でしかも本人の証言の再現だということが衝撃です。
ひどすぎます。
多くの子供の誘拐事件がそうであるように、アメリカでも生きて帰ってくることは稀なこと。
エリザベスの機転が功を奏したというしかないのですが、子供にこんな思いをさせるなんて・・・。
とても胸が痛くなります。
いくつかの感想の中にもありましたが、この映画の邦題は間違っていると思います。
狂気でもなければオカルティズムでもありません。
ただの卑劣な誘拐犯であり、虐待者です。
その隠れ蓑に宗教家の振る舞いをしているだけなのに、この邦題があっているとは思えません。
もっと多くの人の目に留まってほしい映画なのに、残念です。
アメリカのみならず、あらゆる場所で起きている誘拐事件。
ほんとになくなってほしい事件のひとつです。
視聴方法
低価格で楽しむならAmazonprimevideo
AmazonPrime会員への加入はこちら
ＷＯＷＯＷ有料会員登録
★録画も可能です！★
ＢＳデジタル放送が見れれば、
どなたでも視聴可能！
────────────────
リモコンの「ＢＳ」ボタンを押す。
ＢＳ１～８ｃｈが映れば視聴可能！
録画も可能なので、
レンタルＤＶＤを借りるよりも
お得かも！？
U-NEXT
—————————————————————
日本最大級のビデオオンデマンド＜U-NEXT＞
—————————————————————
映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実！
スマホで1000ch以上の音楽放送も楽しめる！電子書籍も読める！
PC、スマートフォン、タブレット、テレビなどで今すぐ「観て」「聴いて」「読んで」楽しめる新しいエンターテイメントサービスです！
31日間無料トライアル実施中！
さらに最新作や電子書籍などが楽しめるU-NEXTポイント600円分もプレゼント！
Hulu
★今なら2週間無料トライアル★
★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
Huluは人気映画・ドラマ・アニメをいつでも、どこでも楽しめるオンライン動画配信サービスです。
月額933円で作品が好きなだけ見放題。
Huluはスマートフォンのほか、インターネットに接続したテレビ、パソコン、タブレットなどに対応しています。
自宅リビングの大画面テレビで途中まで視聴していた映画の続きを、そのままスマートフォンやタブレットで移動中に視聴することも可能。
今なら2週間無料トライアル実施中です。
★.:*:’☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆.:*:’★
dTV
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
＼映画・ドラマ・アニメ・韓流など話題作ゾクゾク追加！／
■□ 映像配信サービス dTV □■
【初回初月無料おためし／dTV】月額550円（税込）映画やドラマ、音楽ライブまで、話題作ゾクゾク追加中！
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
↓サービス加入はこちらから
宅配レンタルサブスク【TSUTAYA DISCAS】
TSUTAYAプレミアムなら、月額1,100円 (税込)旧作DVD・ブルーレイを 何枚でもレンタル!
返却期限はありません。
TSUTAYA TVの新作・準新作などを除く「動画見放題」対象作品 約10,000タイトルの中から、PC・スマートフォン・タブレット・テレビのマルチデバイスで動画を視聴できます。
関連記事
衝撃の実話。
映画「ガール・イン・ザ・ベースメント」あらすじと感想｜実際の事件の全貌も
実際の事件を元に作られた映画。
映画『後妻業の女』高齢者の財産を狙う悪女｜原作紹介・実話事件も
実話からヒントを得て、その後を描いた作品。
映画『ルーム/ROOM』あらすじと感想｜その先の驚愕の運命とは？
