『チャイルド・プレイ』(Child’s Play または Chucky)について考察まとめ
『チャイルド・プレイ』についての考察をまとめました。
『チャイルド・プレイ』シリーズはアメリカ合衆国のホラー映画のフランチャイズであり、ドン・マンシーニ(英語版)発案による7本のオリジナルシリーズと2019年に公開されたリメイク版があります。
YouTube動画で紹介されていた予告編まとめ
映画 『チャイルド・プレイ』予告編
『チャイルド・プレイ/誕生の秘密』予告編
シリーズ第7弾!映画『チャイルド・プレイ~チャッキーの狂気病棟~』
【おまけ】
『チャイルド・プレイ』最恐の瞬間 Top10
シリーズ作品について
シリーズではブードゥー教(英語版)の秘術によって△から免れるために「グッドガイ人形」に魂を移したシリアルキラーのチャッキー(声:ブラッド・ドゥーリフ)に焦点が当てられます。
第1作となる『チャイルド・プレイ』は1988年11月9日に公開されました。
これ以降、続編映画6本が製作されたほか、コミック、テレビゲーム、タイアップ商品、アトラクションなどの様々なメディア展開が行われています。
物語は6歳の少年アンディが、母親から誕生日プレゼントとしてグッドガイ人形をもらったことからすべてが始まるのです。
「グッドガイ人形」という子供に大人気の電動人形。
乾電池2個で顔を動かしながらいくつかの言葉を話すところが人気の一つでした。
グッドガイ人形は子どもたちの親友として作られ、見た目は赤毛がかった茶髪と青い目、頬にはソバカスが散りばめられたアメリカン・ドール。
洋服はカラフルなボーダーTシャツにブルージーンズのオーバーオールが定番。
簡単な言葉なら数種類おしゃべりするし、名前もそれぞれ違うのです。
名前はいろいろなので、「Hi! I’m Chucky! (ハイ! ボク、チャッキー!)」と自己紹介したら要注意!
チャッキーは隙あれば人間に復讐し〇人を楽しむ、連続〇人鬼チャールズの魂を宿す〇人人形なのです。
チャッキーは常に人間の体を乗とっろうと機会をうかがっています。
そして、その最初のターゲットとなるのがアンディでした。
チャイルドプレイあらすじ
湖畔の絞〇魔であるチャッキーことチャールズ・リー・レイ(ブラッド・ドゥーリフ)は、警察に追われておもちゃ屋に逃げ込み、銃で撃たれてひん△状態に。
逃げ込んだオモチャ屋で会得していたブードゥー教の秘術によって売り物の親友(グッドガイ)人形に自分の魂を移します。
チャッキーはもともとは人間だったのです!
しかし、このままだと自分が永遠に人形のままであることを知ったチャッキーは、生身の体を奪うべくチャッキーとは知らずにこの人形をもらった主人公の少年アンディの体を乗っ取ろうとします。
チャッキーは人形に姿を変えても人を〇すことへの抵抗が一切ないという性質は変わりませんでした。
連綿と続く惨劇の幕が切って落とされるのです。
アンディの子守りをしていたマギーに暴力をふるい、彼女はマンションの窓から転落していまします。
チャッキーの第一の被害者となりました。
さらに、自分を裏切って車で逃げた共犯者エディの家にガスを充満させ着火して、家ごと爆破。
不△身になるブードゥー教の術を教えてくれた人物さえも、人間に戻る方法を聞いてすぐに〇してしまいます。
アンディはチャッキー人形が生きていることを知り、周囲の人間に危険を知らせるものの幼いアンディに誰も耳を貸そうとせず、チャッキーは邪魔する人間を惨〇していきます。
「人形が人を〇す」ということを全然誰も信じてくれないことです。
アンディがいくら主張しても大人たちは一向に信じません。
それが被害を拡大させて行きます。
それどころがアンディが犯人だとされ、最後には精神病院の独房へ閉じ込められてしまいます。
一方、チャッキー人形の正体を知った母親カレンとマイク刑事はアンディを救うべくチャッキーに最後の戦いに挑みます。
チャイルドプレイ2あらすじ
人形になり最初に自分の正体を明かしたアンディに魂を移すことで人間に戻れると知ったチャッキーが、アンディの命を狙う『チャイルド・プレイ2』(1990)。
チャッキーが〇人犯だと主張し、精神的な病であるとされた母親は、アンディと離れ離れになってしまいます。
とある家に引き取られたアンディでしたが周囲で不可解なできごとが続きます。
2作目では1作目の監督トム・ホランドからジョン・ラフィアに代わりました。
アンディの里親や学校の先生をナイフなどの武器を使って〇しまくるチャッキーですが、人形なのに傷を負うと血が出て、徐々に不△身の身体ではなくなっていきます。
人間に戻ろうと躍起になるチャッキーが痛みにもだえ、人間味を感じさせるシーンも。
チャイルドプレイシリーズについて
チャッキーは里親の家にいる少年アンディだったり、陸軍兵学校に入隊している青年アンディだったり、その時々で巧妙にアンディの居場所を突き止め、彼の体を乗っ取ろうと試みます。
だが30年も経つ間には、〇人人形といえども様々なリレーションが構築され、意外な事実も判明します。
なんとチャッキーは人間だった時の恋人と結婚し、一児の父に!
時には子どもの教育方針をめぐって、夫婦喧嘩まで。
しかも驚くべきことに、このグッドガイ人形、どうやら「made in Japan」であるらしいのだ…。
チャイルドプレイ映画功績
映画1作目、2作目、4作目は興行的に成功を収め、シリーズの累計世界興行収入は1億8200万ドルに及びました。
またビデオ、DVD、VOD及び関連商品を含む売り上げは2億5000万ドル以上にも。
1988年に公開され、世界を震撼させた『チャイルド・プレイ』。
〇人鬼の魂を宿したおしゃべり人形が襲い掛かってくるという斬新な設定と、可愛らしい容姿とは似つかない残忍さがウケて当時大ヒットを記録。
約30年にわたりシリーズ化されている、映画史に名を残す傑作ホラーです。
30年以上にわたり愛され続ける「チャイルド・プレイ」シリーズ。
近年ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われているハロウィン・イベントも大盛況となっている『チャイルド・プレイ』だが、映画としてはこれまでシリーズ7作品が公開されています。
大まかに分けると第1作目から『チャイルド・プレイ チャッキーの種』(2004年)までの5作品と、2013年に25周年記念で再スタートしてからの2作品。
途中充電期間はあるものの、30年以上にわたり愛され続ける傑作ホラーです。
チャイルドプレイ裏話
当初、「台本の原題は『BATTERIES NOT INCLUDED』だったんだ。」 “電池がない”という直球なタイトルがつけられていたことをマンシーニは明かしました。
「でも『BATTERIES NOT INCLUDED』というタイトルは、先にスティーヴン・スピルバーグの映画『ニューヨーク東8番街の奇跡』(1987年)で使われてたんだよね?」というファンの質問に対して、
「その通り。1度『BLOOD BUDDY』に変えてから『チャイルド・プレイ』になったんだ。」と2回タイトルを変更していたことを明かしています。
チャッキーの本名は実在した〇人鬼の名前の組み合わせということも!
「チャールズ・リー・レイという名前は、子供時代のデヴィッド・カーシュナー(『チャイルド・プレイ』シリーズの製作者)を怖がらせた3人の実在した〇人鬼の名前からとったものだったんです。
その3人は、
- チャールズ・マンソン
- リー・ハーヴェイ・オズワルド
- ジェームズ・アール・レイ
だそう。
息子アンディが泣くシーンはオスカーものの名演技とも評されています。
「(1作目の『チャイルド・プレイ』で)6歳のアレックス・ヴィンセントが演じたアンディが泣くこのシーンはオスカーものだよ! アレックス、裏話を話してくれるかい?」と、息子アンディ役のアレックス・ヴィンセントのTwitterをメンションして、アンディが恐怖に怯え泣いているシーンをマンシーニは投稿しました。
ヴィンセントはマンシーニのツイートへの返信で「撮影中はずっと、泣くシーン自体が怖かったんだ。気持ちが高ぶっていたから、泣くのにそんなに時間がかからなかったよ。」と回答。
面白いエピソードとしては、シーンの途中でフィルムが切れてしまって、フィルムを入れ替えなければならなかったんだけど、その間ずっと泣いてたとか。
演技コーチであるマーグリットには感謝してるよ。」と秘話を明かしました。
2017年10月、シリーズ創始者のドン・マンシーニは『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』のグレンとグレンダを将来的に再登場させる構想があることを明かしています。
2018年2月、映画のストーリーを継承した『チャイルド・プレイ』のテレビシリーズの企画が発表され、マンシーニはテレビシリーズの後も長編映画の企画が続くと語ったのです。
『Bloody Disgusting』のインタビューでマンシーニは列車を舞台とした『チャイルド・プレイ』の可能性や『エルム街の悪夢』シリーズとのクロスオーバー構想の存在を明かしました。
2017年9月のインタビューでマンシーニはクロスオーバー映画が「クールで色っぽい」ものであると表現し、『Child’s Play on Elm Street』という題でニュー・ライン・シネマと話し合い中であるということも。
このクロスオーバー企画以前に『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』の冒頭の警察署の証拠保管庫の場面でフレディ・クルーガーの手袋が登場しています。
チャイルドプレイシリーズが見られるサイト
U-NEXT
映画、ドラマ、アニメが充実のラインアップ。ネットで動画を観るならユーネクスト。
Amazonプライムビデオ
注目のオリジナルコンテンツや独占見放題作品など、話題性の高いラインナップが魅力のAmazonプライムビデオ。
まとめ
なんだかんだ愛されているように思えるチャッキー。
シリーズもリメイクを含め8作品もあるのですね。
子供のころはとても怖かったのに、今はある種のコメディを見ている感覚で観れてしまうのは大人になったからでしょうか?
まだCGなどがあまりない時代に人形が動いて人を〇すという設定はとてもセンセーショナルでした。
しかもさすが人形と言うか人の心をもたない残忍さ。
ジェイソンやエルム街の悪夢のフレディと並ぶくらい平然と人を〇していく。
なかなかむごいシーンも多かったですよね。
見た目はかわいらしい人形なので、怖さが演出できないのか、顔の皮がはがれて傷まみれになるところとか少し微笑ましい。
今見ても面白いと思える作品だと思います。
お暇なときにでも。
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