『HUSH/サイレンス』戦慄のサイレンスホラー

聞こえない恐怖。

見えない不安。

普段、当たり前に聞こえ見えている私には想像もつかない恐怖です。

その状態で、〇人鬼に狙われたら…？

とても不利な状況の中、主人公を追い詰めることを楽しむ〇人鬼。

映画の中にはほぼ会話はなく音だけで進んでいきます。

静かなのではなく聞こえないサイレントホラー作品。

〇人を楽しむ非情な〇人鬼をミュージカル俳優で有名なジョン・ギャラガー・Jr。

ミュージカル界のアカデミー賞であるトニー賞も受賞している俳優が演じる〇人鬼。

とても見ごたえのある作品です。

あらすじ
予告動画（外国語版）
登場人物
映画詳細※ネタバレ注意
感想ツイート
感想まとめ
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あらすじ

〇人鬼に狙われた耳の不自由なヒロインの運命をスリリングに描いたサスペンススリラー。

耳が聞こえず話すこともできない女性マディーは、人里離れた山荘で孤独な生活を送りながら作家の仕事をしている。

ある晩、彼女が暮らす山荘に凶悪な〇人鬼が侵入してきて……。

予告動画（外国語版）

登場人物

マディソン・”マディー”・ヤング（ケイト・シーゲル）

作家。
13歳の時にかかった髄膜炎の影響で聴力を失っている。
山奥の一軒家で一人暮らし。

男（ジョン・ギャラガー・Jr）

マディーを襲う謎の男。

ジョン（マイケル・トルッコ）

サラの恋人

サラ（サマンサ・スローヤン）

マディーの親友。
ジョンの恋人。

映画詳細※ネタバレ注意

マディーは森の中にある一軒家で一人で暮らしていました。

料理を作っていると、友人のサラが本を返しに遊びに来ました。
メールと手話で会話する二人。
暗くなるまで楽しく話し、サラは帰っていきました。
作家のマディーはサラが帰ると作業に取り掛かります。
思いつく7つの結末。
どれを選ぶか悩んでしました。

1年前、別れた恋人クライヴに電話をかけてしまいますが、すぐにやめてパソコンを閉じました。
すると都会に暮らす妹から着信が。
こっちに戻って一緒に暮らそうと話す妹の顔色が変わり、「誰かいるの？」と聞いてきます。
「いないわよ。」と答えつつマディーは少し不安になりました。

スマホに折り返しの電話がありましたが、耳の聞こえないマディーは気がつきません。
そして料理の片づけを始めます。
外から助けを呼ぶサラが・・・。
ドアを叩き助けを求めるサラでしたが、聞こえないサラは気がつかず仮面をかぶった男に刺し〇されてしまいました。

激しい物音にも気がつかないマディ―の様子を見た男はためしにドアを叩いてみます。
反応しないマディーの様子から耳が聞こえないことがわかりました。
男はこっそり部屋に忍び込み、マディーのスマホを盗みます。

マディーパソコンを開くとメールが届き、今の自分が写っている写真が。

驚いたマディーが外をみると仮面をかぶった男が立っていました。

慌ててパソコンを開き「911」をプッシュしますが、男が先に電気の線を断ち切りました。
男はマディーを少しづつ怖がらせます。
マディーはガラスにメッセージを書きます。
「顔を見ていないから誰にも言わない。もうすぐ彼氏が帰ってくる。」と。

それを見た男はガラスの前に立ち、仮面を取ります。

そして「これで顔を見ただろう。」「楽しもうぜ。」というとガラス窓の前から立ち去ります。
戻ってきた男はサラのシ体を持ってきてマディーに見せつけました。
真っ暗な家の中をそっと移動し、車のアラームを鳴らし男を遠ざけると、窓から手を伸ばしサラの携帯を取ろうと試みます。
しかし、すぐに異変に気付いた男が戻り失敗に終わりました。

その後もあらゆる手段で脱出を試みますが失敗します。

しばらくするとサラを心配した恋人のジョンが訪れます。
部屋が暗く不審に思ったジョンに男が近づきました。

男は「通報があってきた。」と警官のフリをしながらジョンと会話します。
しかしジョンは男がサラの携帯を持っていることに気が付きます。
携帯を渡すときに、サラのピアスも一緒に落ちたのを見逃しませんでした。
ジョンは男が警官でないことに気がつきました。
そのまま騙されたフリをしながら隙を見て大きな石を手に取り男を殴ろうとしたとき、マディーがジョンを助けようと大きな音を立て、その音で振り返った男に気がつかれ、ジョンは男に刺されてしまいました。

最後の力を振り絞りマディーを逃がすために朦朧とした意識の中ジョンは男を羽交い絞めにします。
しかし、男に足を傷つけられていたマディーは早く動くことができず、外までいけませんでした。

なかなか姿を現さないマディーにしびれを切らした男はとうとう家の中へ。
マディーは暗闇の中かすかな明かりを頼りに家族への遺書を書き、男の似顔絵を添えました。
そして背後から襲われないように浴槽に身をひそめます。
男はだんだんと近づいてきました。
浴槽にマディーがいることに気がついた男が手を伸ばした瞬間、男に向かってスプレーを振りかけます。
怯んだ男に激しく光り点滅するライトをかざし男の目をくらましました。

ひるんだ男が落としたナイフを拾い上げ、男を刺そうとしますが失敗。
男はマディーを押さえつけ、馬乗りに。

そしてマディーに向かってナイフを振りおろそうと・・・。

感想ツイート

「めっっっちゃ爽快だった。」と言われています。

Hush
聴覚障害者で物音が聴こえないからって舐めてるとね、痛い目にあいますよ。がち。
ていう、ホラーて言うより家に危ない人がきたらどうサバイバルするかの映画だった。で追いやるところはめっっっちゃ爽快だった。#映画好きと繋がりたい #洋画 pic.twitter.com/ymOjsenfBR

— 青い (@lCy_joaquin) May 8, 2020

「好みが分かれる作品かなと感じた」と言われています。

#HUSH 鑑賞🎬
邦題は #サイレンス
作家で聾唖者の主人公の設定を利用したホラー映画💀
音の使い方は緊張感を煽って良かったが、欲を言えば、〇人鬼が普通の人過ぎて、それがリアルで面白いと取るか、物足りないと取るか、好みが分かれる作品かなと感じた💀💀 pic.twitter.com/gZXxrSuioa

— 坂井貴子🐒猿ノ王国🐒4/2～K's cinema (@pop_takakosakai) April 21, 2021

「結末は素晴らしかった」と言われています。

本日の映画HUSH
耳が聞こえない主人公がある日殺人鬼に狙われる。
試行錯誤して脱出や助けを呼ぼうにも全て失敗したり惜しかったり
結末は素晴らしかった pic.twitter.com/xkcYy8lUJO

— とま (@NA05873901) March 28, 2020

感想まとめ

耳の聞こえない主人公。
しかし小説家という職業柄、先を読む、想像することが得意であらゆる行動と結末を考える部分が面白かったです。
映画の中盤はほとんどが音と暗闇の映像で緊迫感がすごくありました。
この映画がDVD化されていないのが不思議でなりません。
〇人鬼役のジョン・ギャラガー・Jrが怖かった。
最初に友人を〇す場面の容赦のなさは異常性しか感じませんでした。
こういう容赦のない〇人映画は善と悪がはっきりしていて嫌いではありません。
〇人鬼にはただの悪であってほしい。
そうであればあるほど、倒された時の爽快感が増すような気がします。
なんとか〇人鬼を倒したマディーでしたが、最後、笑うんですよね。
ニヤっと。
小説家の性（サガ）なのでしょうか。
最後にまたゾッとする。
終わり方もよかったです。
お暇なときにでもぜひご覧になってほしい映画です。