映画『消えない罪』サンドラ・ブロック主演

サンドラ・ブロックが出ている映画なら間違いないだろうと予備知識もなく再生ボタンを押した映画です。

観てよかった！

圧巻の演技と予想外の展開に号泣してしまいました。

大事に想う小さなお子さんがいる人は号泣必須です。

妹と家を守るために、誤って親切にしてくれた保安官を〇してしまう。

アメリカでは警官〇しの罪は重罪です。

20年服役後、妹を探しますが、生活すら危うい状況。

しかも警官〇しの罪は社会では特に受け入れてもらえず、孤立します。

少しでいい、妹の元気な姿を見たいという気持ちに、切実な思いに胸を撃たれます。

幼い妹のためにそうせざるを得なかった・・・。

とても切ない映画です。

Netflix (ネットフリックス)オリジナル映画のためNetflix で視聴することができます。

※ネタバレ注意です。

あらすじ
予告動画
キャスト紹介
「消えない罪」ネタバレ
感想ツイート
感想まとめ
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あらすじ

〇人の罪で長い服役生活を送ってきたルース・スレーター (サンドラ・ブロック)。

刑期を終えて出所した彼女を待っていたのは、過去の罪を許さぬ厳しい社会だった。

かつて暮らしていた場所でも激しい非難にさらされたルースは、心の救いを求め、生き別れになった妹を探し出しそうとする。

予告動画

キャスト紹介

ルース・スレイター（サンドラ・ブロック）

保安官を〇し20年服役。
刑期を終え、出所後に妹を探す。

ジョン・イングラム（ヴィンセント・ドノフリオ）

ルースが住んでいた家に住んでいる縁で、妹探しを手伝う。
弁護士。

リズ・イングラム（ヴィオラ・デイヴィス）

ジョンの妻。
ルースに嫌悪感を持つ。

ブレイク（ジョン・バーンサル）

ルースの勤める工場の同僚。

スティーヴ（ウィル・プーレン）

ルースに〇された保安官の息子。

マイケル・マルコム（リチャード・トーマス）

ルースの妹の里親。
ケイティを大事に想っている。

レイチェル・マルコム（リンダ・エモンド）

マイケルの妻。
ルースの妹の里親。

ケイティ・マルコム

ルースの妹。
大学生でピアノを弾いている。

エミリー・マルコム

ケイティの妹。
ケイティとルースを会そうとしてくれる。

ヴィンセント・クロス（ロブ・モーガン）

ルースの身元引受監察官

「消えない罪」ネタバレ

保安官を誤って撃ってしまった過去を持つルース。
20年の服役を終え、出所の日を迎えます。

ヴィンセントに連れられ、チャイナタウンにある共同生活ハウスに。
そこに諸っ書したばかりのルースに電話がかかってきます。
電話に出ると相手は名乗らず「お前の罪は許されない。」と男の声。
ルースは電話を叩き切ります。
刑務所の中で腕を磨いた大工の仕事に就きたいルースはいくつか現場を訪ねますが、どこも雇ってくれません。
ルースは仕方なくヴィンセントに紹介された魚工場で働き始めます。
しかし、大工の仕事もあきらめたくないルースは街を歩き、工事現場に飛び込みで訪ね、福祉施設の建設の仕事も副業として始めることになりました。
魚工場の同僚ブレイクとも親しくなります。

妹を探す手がかりがないルースは以前住んでいた家を見に行きました。

家に行くと現在の住人ジョンが声をかけてくれます。
ルースは家の修繕をしたことがあると嘘をつき、家の中を見せてもらいました。
家を後にし、歩いて帰ろうとするルースにジョンが声をかけ、街まで送ってくれることに。

ジョンはルースの様子を見て、「困っていることがあるんじゃないか？」と聞いてくれます。
ジョンは弁護士でした。
ルースは妹を探したいことを話し、ジョンは引き受けることにしました。
ルースに〇された保安官の兄弟の兄はルースに復讐しようと尾行と続けていました。
弟のスティーブは兄の行動に共感できずにいました。

しかし、気になるスティーブはルースが一人で修復作業をしている現場に忍び込み、何も知らないふりをしてルースと会話をします。
スティーブはルースの「人生は続く」と言う言葉が気に食わず、兄に協力すると申し出ました。
弁護士のジョンはルースのことを調べ、警官〇しの罪で服役していたことを知り、協力を迷います。
でもルースの想いが伝わり、協力を続けることにし、ケイティの里親に手紙を送りました。
ケイティの里親であるマルコム夫妻はケイティではなく自分たちがまずルースに会うことを提案してくれました。
しかし、ルースは感情を抑えきれずマルコム夫妻を怒らせてしまいます。
マルコム夫妻はケイティは幼い時の記憶は事件のショックから一切ないのだと言いました。

席を立ったマルコム夫妻を追いかけ、ルースは「自分の存在を無かったことにしないで」と切実に訴えます。
今まで、なんども獄中から送った手紙すらケイティに渡さずに捨ててしまったんだろうと怒るルースにマルコム夫妻の妻レイチェルは「捨ててないわ」と答えました。

マルコム夫妻の娘エミリーは両親の会話を盗み聞きしていました。
様子のおかしいケイティを心配していたのです。
どこかに手紙があると思ったエミリーは両親の留守中に地下に行き、ルースからの手紙をみつけ読みました。
ルースのケイティへの想いがつづられた手紙に涙を流します。
エミリーは迷いながらも手紙に書かれていた連絡先に電話を掛けました。

ルースはエミリーからの電話を喜び、両親には内緒でこっそりと会うことにします。
エミリーからケイティは大学生でピアノを引いているということを聞いてうれしく思います。

ケイティが幼いころ、貧しくルースは学校にも行けずケイティの世話をしていたのです。
幼いケイティの腕に鍵盤を書き二人で練習した日々を懐かしく思いました。

エミリーはケイティのピアノコンクールのリハーサルがあり、そこならこっそりとケイティの姿みることができると教えてくれました。

ケイティの姿を見ることができるチャンスを得たルースはジョンに相談に行きますが、ジョンは不在でした。
居ても立っても居られないルースはジョンの家を訪ねます。
ルースの罪を知ったジョンの妻リズはルースの姿を見ると家から出て「この家に近寄るな。」と詰め寄りました。

ルースはケイティに会えるチャンスを逃したくないあまり、感情をあらわにします。
リズはルースの様子から事件の真相は別にあるのだと感じとり、真実を聞き驚きました。

リズはルースを車に乗せ、リハーサル会場へと向かいます。
車から降りたとき、ルースの電話が鳴りました。
兄と自分の妻との浮気を知り、頭に血が上ったスティーブがルースの妹だと勘違いしたエミリーを誘拐していたのです。
「エミリーを助けたければある場所へくるように。」と言われます。
ルースはケイティの姿を見ることをあきらめエミリーを助けに向かいます。

保安官を誤って撃ってしまった日。
ルースは幼いケイティに今まで食べたことのないような豪華なパンケーキをご馳走します。

ケイティが夢中でパンケーキを食べている隙にルースは外に出て投降しました。

保安官を撃ったのは実は・・・。

ルースはスティーブからエミリーを助け、リズが呼んだ警察が駆け付け、無事に保護されます。
警察から連絡を受けてエミリーを心配したマルコム夫妻とケイティも現場に来ていました。
ルースはその姿を離れた場所からそっと見ます。
するとルースに気がついたケイティが近寄り、ルースを抱きしめました。

ケイティはすべて覚えていたのです。

感想ツイート

「こんな事ってある？罪を背負いすぎだよ。。。」と言われています。

▶︎消えない罪
こんな事ってある？
罪を背負いすぎだよ。。。泣#映画 #映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/61LROcoXsp
— かこ (@movie_kako) February 8, 2022

「これよかった、素晴らしい作品」と言われています。

『消えない罪』
警官〇人の罪で服役していた女が社会復帰の困難に直面しながら生き別れの妹を探す。差別の眼に晒されながらも一途に肉親を追い、それによって問題に巻き込まれてしまう…
サンドラ・ブロックの静かだけど力強い演技は圧巻！これよかった、素晴らしい作品#Netflix pic.twitter.com/fSBV7CeYbX
— なかしん💉💉 (@naka_shin20) February 6, 2022

「サンドラブロック57歳圧巻の演技…」と言われています。

「消えない罪」良かった〜〜〜
サンドラブロック57歳圧巻の演技…
— るび (@rubyrubidium) February 12, 2022

感想まとめ

今思い出しても涙が出そうなくらい切なかったです。
幼い妹を守るために自分を犠牲にしたルース。
妹のために自分の青春時代も捨てたルースの想い。
警官〇しと言う罪を背負い生きていくことは出所後にも辛いことばかりです。
でもルースはケイティさえ幸せでいてくれればそれでいいという思いやりの気持ちが切ない。
ただルースの罪だけを見れば、自分勝手な犯罪者に思えなくもありません。
私は犯罪者側の心情を描く映画はあまり好きではありませんが、これは全然違います。
サンドラ・ブロックほどの女優がネットフリックスでしか放映されない映画に出演した不思議が一気に解決しました。
ほんとに素晴らしかった。
エミリーとの会話でルースは「わたしも学校に通いたかった。」と言う言葉がありました。
事件の真実を語れば、ルースの罪はなかったかもしれません。
しかし貧しく知恵を持たなかったルースにその選択はなかったのでしょう。
ただただ妹に背負わせたくなかった思い。
忘れたふりをして幸せになることが姉への報いだと感じていたケイティ（これは想像）。
幼いケイティが夢中でパンケーキを食べる姿は号泣してしまいます。
この後、大好きな姉がいなくなることを知る。
もう考えただけで泣いちゃう。
ほんとよかった！
サンドラ・ブロックの演技が素晴らしい映画です！