イ・ビョンホン主演『悪魔を見た』

これぞ韓国映画といえる凶悪サイコサスペンス映画です。

とにかく描写がすごい・・・。

R18指定なのも納得です。

暴力シーンが多いというよりは、性的描写が子供には見せたくない映画です。

あらすじにもネタバレにも書けないような激しさでした。

それも愛のある・・・というものではないので、女性は視聴する際は注意してください。

性的描写だけでも気分が悪くなるのに、さらにそこから猟奇的になるという。

描写のリアルさや容赦のなさに定評がある韓国映画ですが、これはその中でもエグい部類に入ると思います。

なにせ、女性が襲われるわけですから・・・。

男同士の戦いとは訳が違います。

最後の最後まで誰も救われない映画。

イ・ビョンホン演じる復讐する男の悲哀も切なさを誘います。

ひさびさにしばらく引きずる映画を観ましたね・・・。

こんな悪魔みたことない。

視聴するときは注意が必要です。

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では・・・ネタバレ注意でお願いします。

あらすじ
予告動画
キャスト紹介
映画内容※ネタバレあり
感想ツイート
感想まとめ
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あらすじ

婚約者を切り刻まれた国家情報院の捜査官の男が、快楽〇人者である犯人の男を突き止める。

彼はその男を昏倒させ、GPSカプセルを飲み込ませた後に解放。

その後も罪を犯し続ける男に対し、残忍な復讐を仕掛けていく。

予告動画

キャスト紹介

スヒョン（イ・ビョンホン）

恋人を〇され復讐に命を懸ける刑事
ただの復讐で終わらせるつもりはなし

ギョンチョル（チェ・ミンシク）

連続〇人鬼
若い女性を狙い〇すことで快楽を得る

ジュヨン（オ・サナ）

スヒョンの婚約者
ギョンチョルにより〇される

チャン（チョン・グクァン）

ジュヨンの父
刑事でスヒョンに協力する

オ課長（チョン・ホジン）

スヒョンの上司

映画内容※ネタバレあり

雪道でタイヤをパンクさせてしまったジュヨン。
ちょうど通りかかった塾の送迎バスの運転手が声をかけてきました。
ジュヨンが断っても立ち去らないその男に不信感を抱いた瞬間、窓をたたき割る男の姿が。
逃げようとするジュヨンでしたが、男につかまり・・・金槌で頭を殴打され・・・。
男は雪道の上をジュヨンを引きずりながら連れ去っていきました。

ジュヨンが意識を取り戻した時、ビニール袋に包まれていました。
男が近寄ってきます。
ジュヨンは「おなかに子供がいるの・・・。」と訴えましたが、男は容赦なくナイフを振りおろしました。

河原を散歩していた子供が黒い袋を見つけます。
中を見た子供は兄を呼び、警察の捜索が始まりました。

1人の捜査官が川の中から頭部を発見。
現場は騒然となりジュヨンの△亡が確定しました。

ジュヨンの葬式が終わり、国家情報院の上司はスヒョンに２か月休むように言いましたが、スヒョンは半月でいいと断ります。
スヒョンは後輩からGPS発信機の入ったカプセルと受信機を受け取りました。
そして長年、重犯罪課の刑事を務めたジュヨンの父チョンから未解決の凶悪犯の資料をもらったのです。
スヒョンは一人づつ凶悪犯を調べ問い詰めていきます。

そしてギョンチョルにたどり着き、実家を訪ね、息子から今の住所を聞き出すことができました。
スヒョンが家に入ると、カギのかかった引き出しから女性のカバンや靴が続々と出てきます。
そして家の奥にある倉庫の排水溝から自分がジュヨンに送った指輪が見つかりました。

警察に追われていることがわかったギョンチョルは塾の送迎の仕事がもうできないとわかると最後に残った女子高生を山奥へ連れていき・・・。
女子高生に手をかけようとしたその時、闇の中から自分を呼ぶ声が聞こえました。
ギョンチョルは鎌を手に持ち、声が聞こえたほうへゆっくりと歩いていきます。

そしてスヒョンと対峙。

ギョンチョルを瀕△状態に追い込んだスヒョンはギョンチョルにカプセルを飲ませ、立ち去りました。

目を覚ましたギョンチョルは胸の上に置いてある封筒に気が付きます。
封筒の中には現金が・・・。
スヒョンの思惑がわからないままギョンチョルは逃亡。
途中通りかかったタクシーを呼び止めると、タクシー運転手を〇し、車を奪い町まで走らせます。
町で病院に行き、傷の手当を受けるとギョンチョルは病院にいた看護師を襲います。
しかし、途中でまたスヒョンが現れギョンチョルを殴りつけると、耳元でささやきます。
「これからもっと残酷になる。」
そしてアキレス腱にナイフを当て切り裂いたのです。

チョンがスヒョンに電話をかけます。
ジョヨンの妹はスヒョンに「復讐しても姉は生き返らない。」と止めるように言いましたが、スヒョンは涙をこらえ電話を切りました。

ギョンチョルは同じように女性をいたぶり〇すことを快楽にしている仲間の男ところへ逃げ込んでいました。
スヒョンは仲間の男を半〇しにして、ギョンチョルをまた瀕△状態まで殴ります。
チョンのもとに後輩の刑事がきて、スヒョンを止めるように訴えます。
「本人までが獣になってはいけない。」と。

瀕△にしては手当てをし、野放しにするを繰り返すスヒョン。
ギョンチョルは恐れるどころかその状況を楽しみだしたのです。
ギョンチョルはスヒョンに電話をかけ、ヒジュンの婚約者だろうと言い当て、そして「俺を野放しにしたことを後悔するんだな。」と言いました。
その足でギョンチョルは薬局に行くと下剤を飲み、排せつ物の中からカプセルを見つけだし捨てます。

スヒョンはギョンチョルの足取りがわからなくかりました。
スヒョンは半〇しにしたギョンチョルの仲間の男が入院している病院に行き、男からギョンチョルの行動を聞き出します。
男は「女の家族が危ないな。でもそのあとギョンチョルは自首するだろうな。そしたらお前は手を出せなくなる。」と笑いました。
ギョンチョルはすでにジュヨンの実家であるチョンの家に忍び込んでいます。
スヒョンが駆け付けた時には警察がすでに到着した後で、チョンは頭を何度も鉄アレイで殴られ血を流し横たわっていました。
そして妹の行方が分からず・・・。
刑事の電話にギョンチョルから自首すると電話がかかってきます。
妹の安否は後でわかると意味ありげに笑うギョンチョル。

指定された場所に警察が待機していると、血だらけのギョンチョルが姿を現しました。

確保しようとしたその時、スヒョンが車でギョンチョルを連れ去ります。
スヒョンはギョンチョルの家の倉庫に連れていき拷問。
痛みに苦しみ泣いて許しを請うギョンチョルに「自分の罪を思い知ったか？」と涙ながらに問いました。
するとギョンチョルは笑いながら「お前の負けだ。俺は苦しみなんか知らない。」と答えます。
それを聞いたスヒョンは「お前には△んだ後も苦しんでほしい。」と立ち去りました。
そして、そこに現れたのは・・・。

感想ツイート

「韓国バイオレス映画の怪物級傑作！」と言われています。

🎬悪魔を見た (2010年/韓)
婚約者を〇された男が血も涙もない卑劣なシリアルキラーを執拗に追い詰める様子を映し出す。復讐劇が凄すぎ😱まるで氷と炎のように鮮烈なコントラストを成す2人の男の対決！観る者を極限世界へと引きずり込んでいく…韓国バイオレス映画の怪物級傑作！#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/eNmsBfp6J0

— kakkun (@NmaJ5l) February 21, 2022

「ずっと嫌な気持ちになる映画です(褒め言葉)」と言われています。

悪魔を見た　

これもおすすめしてもらった、韓国のスリラー映画

ありきたりな警察ものかと思ったら、むしろ捕まえてからが見所

2時間半ずっと嫌な気持ちになる映画です(褒め言葉) pic.twitter.com/STM1kh1J5d

— 新 (@rin_alc08) February 16, 2022

「韓国らしい容赦のなさと絶望感」と言われています。

復讐は何も生まないということを綺麗事なしにとことん追求した映画。最後まで救いのない韓国らしい容赦のなさと絶望感。パク・フンジョン監督だけど「楽園の夜」「新しき世界」「The Witch/魔女」のような爽快感は一切なし。「オールドボーイ」のチェ・ミンシク씨はこの道のプロ👏👏#悪魔を見た pic.twitter.com/zeC1cRgzkv

— 空@モノクローム (@sora_monochrome) February 17, 2022

感想まとめ

とても気分が悪くなる映画でした。
空想の域を超えていないリアルに起きていそうな事件の数々だからです。
この映画は国家情報員のスヒョンだからできる復讐劇でしたが、普通の人ではこうはできない・・・。
そう思うと気分が悪くなります。
あと、スヒョンはイヤホンでギョンチョルの行動を聞いているのなら、もっと早く女性たちを助けてあげてほしかったなぁと思いました。
復讐する側からすれば、さぁ！という時に邪魔される方が嫌なのはわかるのですが、女性の立場からするとそこは配慮してほしい。
だからこその胸糞映画ともいえるのか。
イ・ビョンホンが静かに涙を流すシーンだけがよかったかな。
あとはアクションとかかっこいい部分があったはずなのですが、それ以上の衝撃の方が多くて頭に入らなかった。
ただ今の映画でここまでの描写ができるのは韓国映画しかない気もします。
だからつい、韓国映画に手が伸びてしまう。
その徹底ぶりは見事な気がします。
オールドボーイではかっこよかったチェ・ミンシクがここまでむかつく男になれるのもすごいなぁという印象です。
なんだろう、心にひきづる映画の上位にランキングしそうです。
思いっきり嫌な気分になりたいときにはお勧めの映画です。

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イ・ビョンホン主演『悪魔を見た』あらすじ｜R18指定凶悪サイコ映画

イ・ビョンホン主演『悪魔を見た』

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