本当に怖いのは生霊?
生霊って?
ご存じの方も多いと思いますが、その名のとおり、生きた人間の霊魂。
それはどのようにして飛ばされてしまうのでしょうか?
実は実在しないお化けよりも幽霊よりも怖いのは「生霊」だという説もあります。
生霊の正体や症状とその対策について調べてました。
生霊はその名のとおり生きている人が飛ばしている霊。
その人の執着がなくならない限り消えないと言われているのです。
まずは生霊とはなにか・・・。
生霊とは?
生霊(いきりょう、しょうりょう、せいれい、いきすだま)とは、生きている人間の霊魂が体外に出て自由に動き回るといわれているもの。
対語として△霊がある。
人間の霊(魂)は自由に体から抜け出すという事象は古来より人々の間で信じられており、多くの生霊の話が文学作品や伝承資料に残されている。
広辞苑によれば、生霊は生きている人の怨霊で祟りをするものとされているが、実際には怨み以外の理由で他者に憑く話もあり、△の間際の人間の霊が生霊となって動き回ったり、親しい者に逢いに行ったりするといった事例も見られる。
参照リンクはウィキペディアです。
生霊ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/)
このような記述がありました。
他にも調べた結果、生霊とはやはり恐ろしいもので生きている人間が念をとばし対象の人に魂にのりうつると書かれていました。
どのような人がどのような事で生霊を飛ばしてしまうのか。
それは本人が望むものもあれば、本人の意思とは関係なく飛ばしてしまうことがあるようです。
無意識に飛ばしてしまうものは本人が気が付けば、その気はなかったとすぐに離れますが、意識的に恨みや怨念、執着を持って飛ばしている人は厄介と言われています。
恨みや怨念というものはなかなか消えるものではなりませんから。
例えば、どんな人が恨みを持ってしまうのか。
- 失恋相手
- 不倫相手の妻が相手の女性に
- 不倫している女性が男の妻に
- 会社での出世争いに敗れたもの
- ご近所づきあいでのトラブル
- 相続争いでおきた親戚との確執
などなど・・・。
もうありとあらゆるところにありすぎて気をつけようがありませんが、とにかく恨みを買うようなことはしないことに限ります。
生霊の症状
生霊の症状は初期・中期・後期と分けられています。
これらを詳しく説明していきますね。
初期症状
初期症状としては下記のようなものがあげられます。
- 眠りが浅い・寝つきがわるい
- 体が常にだるく感じる
- 理由もなく物事がすすまない
- 行動が裏目に出やすくなる
これらだけでは「体の調子が悪いのかな?」「たまたまかな?」とうっすら思う程度で勘づく人はあまりいないようです。
しかし生気を吸い取られている状態なので、運気が下降し、体調が悪くなってしまいます。
その結果、何事もうまくいかなくなるという悪循環に陥ります。
中期症状
中期症状には下記のようなものがあげられます。
- 自分の体が自分のものではない感じになる
- どんな対策をとっても疲れが取れなくなり体がだるい
- 空虚な感情になりやすい
- 気が付けば同じ人のことばかり考えている
- 周りに人が変に思うほど、行動や趣味嗜好が変わる
中期になると念を飛ばしている人の思考に近くなり、体が自分のものとは思えなく感じたり、考えることも相手に支配されるようになります。
運気を吸い取られるので、何をやってもうまくいかないし。
生気をも吸い取られている状態で常に疲れが取れない状態が続きます。
しかし、思考も支配されているので、悪い状態がデフォルトになり、まだ気が付かない場合がほとんどです。
後期症状
後期症状は下記のようなものがあげられます。
- 自我の崩壊が始まる
- 精神が異常をきたすようになる
- 病気になる
- 霊のようなものが見えるようになる
- ノイローゼのような症状がでる
行動が不審になったり、見えないものが見えると言い出したりすることで、病院へと行く人も出てきますが、統合失調症と症状が似ているために判断を誤ることがあります。
統合失調症の患者には生霊に憑りつかれていたという実例もあるようです。
では逆に生霊を飛ばしてしまいやすい人はどのような人か調べてみました。
生霊を飛ばしやすい人とは?
生霊となり念を飛ばしやすい人の特徴には以下のようなものがあります。
- 普段から感情の起伏の激しい人
- 恋人や友達に執着しやすい人
- 相手への恋慕が強い人
- 嫉妬心が強い人
- 全てを人のせいにする人
- 遺伝
などがあり、特定の誰かに強い嫉妬心や恋心を持つ人が念を飛ばしてしまう傾向にあります。
生霊を飛ばしている側も相当なエネルギーを消耗してしまうので、集中力に欠けるようになったり、倦怠感に襲われたり、精神のバランスを崩すようになるようです。
もし生霊が取り付いてしまったらどうしたらいいのでしょうか?
生霊への対処法
神社で除霊をしてもらう
神社によっては、密教や神道による儀式で古式に則っとり除霊をしてもらえます
日本にある厄除けに有名な神社をご紹介します。
福岡県太宰府市の「太宰府天満宮」
栃木県佐野市の「佐野厄除け大師」は関東の三大厄除け大師として有名です。
京都府上京区にある「晴明神社」は平安時代の陰陽師「安倍晴明公」をお祀りしていることでも有名な神社ですね。
ただし、除霊前に相談によっては、生霊ではないから除霊を行う必要がないと判断される場合もあるので期待は禁物です。
パワースポットを巡る
パワースポットと言われる場所には神社やお寺、ほかには磁場が強い場所などがあります。
生霊はその人が念を送れば何度も憑りついてしまう可能性が高いので、おかしいと感じたときに何度でも通いやすい場を選んだ方が良いとされています。
日本にはたくさんの神社や寺、仏閣があります。
普段から参拝する習慣をつけておくこともいいですよね。
セルフ除霊
個人的には自分で除霊するのはお勧めしませんが、この方法は簡単でしたからといって害のあるものではないので紹介しておきます。
- 部屋を掃除してきれいに保つ
- 自身を清潔に保つ
- 先祖のお墓参りに行く
- 自分と向き合い本来の自分を取り戻す
最後の自分と向き合い、本来の自分について考えることは、いついかなる時でも大事なことだと思います。
本来の自分を取り戻すことができれば他者の念を跳ね返すこともできる場合もあるからです。
しかし生霊に影響されている時は、マイナスな気持ちになり弱気になってしまうので努力は必要ですね。
本来の自分を取り戻すことができれば生霊の影響を受けにくくなり、日常を平穏に過ごすことができると考えられます。
除霊方法その他
そのほかにもいくつかあるので紹介します。
パワーストーンを身に着ける・・・石の状態は定期的に占い師などに確認してもらい、定期的に浄化をしてもらう
不動王生霊返し・・・「不動王生霊返し」は土佐国に伝わってきた、陰陽道のいざなぎ流の生霊返し
刀印護符・・・刀印護符のお守りを手にして自分を守る方法
観音経・・・妙法蓮華経の一つである観音経を唱えると良いでしょう
縁切りをする・・・自分に生霊を飛ばしてきた相手とは縁を切り、お互いの情報を一切伝えない
まとめ
生霊がだれから送られてきているのか特定するのは難しいと思います。
しかしこの令和の時代にも生霊というものが存在しているのは確かなことです。
もちろん人からの恨みを買わないというのが大前提ですが、受け取る側の気持ちまではわかりかねるので難しい判断だと思います。
もし何日、何週間、何か月も体調がすぐれない、本来の自分ではない気がすると感じる方がいらっしゃたら生霊かもしれないと疑ってみるのはいいかも知れません。
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